今回は、行政書士の仕事について説明します。
私が行政書士に抱いた印象をもとにお伝えします。
「行政書士の資格を取得してキャリアアップしたい!」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までお読みください。
行政書士の仕事内容とは?
行政書士は、「行政書士法」という法律で定められている国家資格です。
行政書士の仕事内容は、行政書士法で認められている業務が主体です。
- 書類作成業務
- 提出代行業務
- 相談業務
以下で詳しく説明します。
書類作成業務
書類作成業務とは、官公署に提出する書類を作成する業務です。
いわゆる国や都道府県、市町村などの役所に提出する書類を作成するお仕事です。
たとえば、これから会社を起業したい人や新しく事業を立ち上げたい人がいたとします。
この場合、会社を設立するための許可や事業をするための許可を、役所から受ける必要があります。
そんなとき、行政書士は、お客様に代わり、許可に必要な書類を作成します。
役所に提出する書類ってめんどくさいですよね。
そんな書類の作成をお手伝いしてくれるありがたい存在です。
書類作成には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、次のような書類作成が該当します。
- 建設業許可関係
- 運送事業許可関係
- 会社設立許可関係
- 国際法務(渉外に関するもの)
上記以外にも多岐に渡るため、行政書士が活躍できる分野は幅広いです。
そのため、様々な分野の中から、自分の「得意」「好き」な分野で活躍することが可能です。
提出代行業務
提出代行業務とは、官公署に書類を提出する業務です。
いわゆる国や都道府県、市町村などの役所に書類を提出するお仕事です。
「えー、書類くらい自分で提出するよ~!」と思われるかもしれませんが、これが意外と面倒なのです。
書類を提出して、「はい、おわり!」とはなりません。
役所の担当者と何度も何度も打合せを重ね、内容を確認し、ようやく「OK!」となります。
当然、書類は、直接依頼主が役所に提出する場合もあります。
しかし、もし書類の内容に不備があり、やり直しになってしまうと、自分で内容を理解していないと対応できません。
もちろん、行政書士には、正確に書類を作成する責任があります。
ただ、役所の担当者のさじ加減で補正を求められることもありますので、依頼主にとっては、行政書士は心強い味方です。
相談業務
相談業務とは、官公署に提出する書類の作成についての相談を受ける業務です。
書類に関係しなくとも、法的なアドバイスをすることのできるお仕事です。
最近は、相続や離婚、クーリングオフなども増えてきていますので、個人のトラブル解決に役立っています。
また、新規プロジェクトの展開や会社の設立など、法人のコンサルティング的な役割を果たしています。
この記事のまとめ
今回は、行政書士の仕事について簡単にお伝えしました。
この記事の要点を復習すると次のとおりです。
行政書士の仕事内容とは
- 書類作成業務
- 提出代行業務
- 相談業務
行政書士は、活躍できる分野が幅広い分、資格が取得できれば選択肢が広がります。
長い人生の中で自分らしい働き方を選択するためにも、ぜひ行政書士に挑戦してみてください。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは、一日一日を大切に、一緒に学び続けていきましょう!